最速のネイキッドを目指して作られたXJR400R
ヤマハといえば質の高いバイクを作る世界にもその名を知られる日本のメーカーです。
バイク以外にも様々な商品を作っていますが、やはりヤマハといえばバイクでしょう。
最速のネイキッドを作りたいというヤマハのこだわりから作られたXJR400Rは、上級者らしい構造をもちファンも多いマシンです。
大型バイクは必要ないけれど、パワーを持ったバイクがほしいという人にとってXJR400Rは最高のバイクといえます。
ヤマハXJR400Rの特徴は?
空冷4気筒ネイキッドとして知名度が高かったXJR400の上級モデルとして作られたXJR400Rは、XJR400も並行して売られていたためXJR400がベースモデル・XJR400Rが上級モデルという形で販売されていました。
XJR400Rはフレーム・エンジンなどのバイクの基本的構造はベースモデルとなるXJR400と同様で、オーリンズのリアサスペンションを採用、ブレーキキャリパーにはブレンボ製を採用するなどして上級者らしい構造を持っています。
1996年にライトをビキニカウル角目ライトに変更したXJR400R Ⅱも登場し、XJR400とXJR400RさらにはXJR400R Ⅱと3モデル構成となり、初めてのマイナーチェンジは1998年でした。
初めてのマイナーチェンジで外観と、タンク容量を20リットルにアップするなど変更を行っています。
2001年にはキャブレターとリアホイルが新作となり前後タイヤをラジアルにするなど大改革といえる改良を行い話題となりました。
これ以降の変更は盗難防止装置を標準装備化するなどで、大きな変更なく現在も人気のあるネイキッドといわれているバイクです。
直列4気筒エンジンのサウンドも心地よくパワーもしっかり感じられますが、街のりもこなす便利なバイクといわれています。
見た目が好きというファンも多いのですが、やはり走行性能がいいという点で人気の高いネイキッドといえるでしょう。
XJR400Rのスペックを知っておこう
2007年に発売されたXJR400Rのスペックです。
こちらは国内向けモデルで全長2085mm・全幅735mm・全高1085mmとなっています。
最地上高は115mm、シート高は780mmで足つきが悪いタイプではありません。
車両重量は199㎏でエンジンは空冷直列4ストロークDOHC、排気量は399㏄です。
タイヤはフロントが110/70ZR17・リア150/70ZR17、ブレーキはフロントが油圧式ダブルディスク・リアが油圧式ディスクとなっています。
盗難防止装置は標準装備、メーターはエンジン回転計・時計・ツイントリップです。
エンジン始動方式はセルフスターター式、最高出力が53PS・最高出力回転数が11000rpmとなります。
ツーリングにも街のりにもちょうどよく、どんなシーンでもそつなくこなすマシンです。
大型バイクは重すぎて乗りたくないけどパワーがほしいという女子にもおすすめしたいマシンとなります。