ハヤブサってどんなバイク?
バイクが好きな人なら、この「ハヤブサ」というバイクについて聞いたことがあるはず。
名前からして印象的ですよね、「ハヤブサ」。
バイクというのは、アルファベットと数字で評されることも多いのですが、
このバイクは企業の思い入れもあってかきっちりと「ハヤブサ」という鳥の名前がつけられています。
では、このハヤブサがどんなバイクなのかについて書いていきたいと思います。
ハヤブサの様に早く、力強い走りを
まず、この「ハヤブサ」という名前について解説をしていきます。
「ハヤブサ」というのは、あの有名な鳥である「ハヤブサ」からきています。
日本であまりハヤブサの姿をみることはできませんが、実は「ハヤブサ」という鳥は
鳥類の頂点に君臨する鳥であり、なんと時速300キロで飛ぶことができるという凄い鳥なのです。
つまり、このバイクの「ハヤブサ」というのは、この鳥のハヤブサの様に
「バイク界の頂点に君臨するような存在になるように」という願いが込められています。
この名前を付けたことからも解りますが、スズキが持てる力を最大限に発揮して作られたバイクとも
言われていて、そのあたりもこのハヤブサの人気につながっているのかもしれませんね。
ちなみに。
このハヤブサの初期モデルをみてみると、なんと350までメーターがあることが解っています。
つまり、ハヤブサを開発する時に350キロの速度を出すことを想定していたということになりますね。
スズキがこのハヤブサに込めている願いが、この点からも良く解ります。
そしてハヤブサは、実際に312キロというその時代の最速モデルを更新し、
名実ともにスピードという点でバイク界の頂点に君臨しました。
時代の頂点に立ったバイク
実際にそのスピードを出すかどうかはともかく、「速さを追い求める」というのは
バイクを作る上で開発者の夢でもあります。一分でも一秒でも早いバイクを作りたい。
それはロマンでもありますよね。
このハヤブサが出た当時、雑誌社がこぞって他のバイクたちと競わせてみたところ、
時速300キロを達成できたのはこのハヤブサだけであったという逸話もあります。
このことからも、ハヤブサがいかに特別なバイクであるかが解るでしょう。
ハヤブサの登場はのちのバイクにも相当の大きな影響を与えたと言われていて、
好きなバイクの一位になるなど、現在も多く語られているバイクの一つです。
日本が生み出した最高傑作、それがハヤブサのバイクであるということでしょう。