CBR1000RRの美しいスタイリング
CBR1000RRといえばその美しいスタイリングに定評のあるバイクです。
車体のシルエットはカウル面積を最小限にし、車体前後を貫いているライン、ランディングポジションが前掲することでより鮮明に印象付けるウエッジシェイプによって構成されています。
各部のパーツも車体のスタイリングを壊すことのない調和性を持っており、高いパフォーマンスを供えている快適な走りが楽しめるバイクとして人気があります。
このタイトでコンパクトなスタイリングは、非常に魅力的です。
居住性を重視した高いパフォーマンスの形状が魅力
CBR1000RRはフェーエルタンクの形状を見直したことで、非常に高いパフォーマンスを生む形状となっています。
ニーグリップは幅が従来よりもスリムとなっていて、従来のマシンと比較すると30mmスリム化しています。
これによって荷重コントロールしやすいバイクとなっています。
ミドルカウル側面、ラジエーター排風口が上下に分かれていることも、排風をライダーの足の外側、足元に通し快適性を持たせるものです。
この構成は特許出願中となっているものです。
アッパーカウル、ミドルカウルの上部分では左右の開口部によって全面投影面積が最少となっているほか、防風機能についても向上し、操縦性が非常に高くなっています。
より高いパフォーマンスのバイクにすること、これにこだわりを持つことで、CBR1000RRは、居住性の高いバイクとして非常に魅力的なバイクとなっています。
走るということから出来上がったカウルデザインはCBR1000RRの魅力そのもの
走る、走る、とにかく走り込むことでCBR1000RRの特性を高めたという造りは、カウルデザインにも見られます。
各カウル面をコンパクトにタイトに内側に追い込み、マスが集中化しています。
アッパーカウル最大幅が従来の製品と比較し左右で24mmスリムになっていて、ミドルカウルにつちえも18mmスリムに設計されています。
このアッパーカウルの面形状についても、ヘッドライドの面傾斜についても、アッパーカウル、ミドルカウル上部の左右の開口部サイズについてもサイズやカウルの端末部形状などを実際に走り込むことによって徹底的にチューニングしています。
こうした実走によって軽量コンパクト化に成功したとともに、ヨー慣性モーメントの低減についても実現し、旋回する際、最初の倒し込み、左右の切り返す際の軽さ、軽快感をぐっと向上させたのです。
ライダーのためにライダーが走りやすいことに拘ったマシン
CBR1000RRは、これまでのバイク作りの中でライダーが軽快にストレスなく走るために何が必要なのか、これをこだわりぬいて造られたバイクです。
徹底したこだわりはマシンの構成にもよく表れています。
1000という排気量を持ちながらも軽快な走りを楽しめるこのCBR1000RRは、ライダーたちに人気のあるマシンとして知られていますが、この中身、構成、こだわりを知れば納得のマシンなのです。