「ソフテイル」に込められた意味
「これぞハーレーダビットソン」と言わしめたモデルが「ソフテイルデラックス」。
恐らく、このソフテイルデラックスにこめられたこだわりを観た人の多くがハーレーダビットソンがこのバイクに込めたこだわりに感動をするはずです。
古き良き伝統をもつハーレーダビットソンの歴史を守りたい。
そんな願いが込められているのが「ソフテイルデラックス」になるので、注意をしなければなりません。
実は、このソフテイルデラックスのこだわりは「ソフテイル」という名称に込められています。
ソフテイルとは、「優しいしっぽ」という意味。
ではなぜ、この名称がつけられたのでしょうか。
ソフテイルデラックスのサスペンションに注目してほしい
このソフテイルデラックスにあるサスペンションに注目をしてみると、その理由が解るはずです。
実はこのソフテイルデラックス、1950年代によくあったバイクを再現したもの。
1950年代には、ソフテイルデラックスによく似た形のバイクがたくさん走っていたのです。
それを忠実なまでに実現したソフテイルデラックス、そこに「ソフテイル」の秘密があります。
今のバイクのサスペンションは、ふたつの種類があります。
・モノショック型→サスペンションが1つの形状
・ツインショック型→サスペンションが2つの形状
このふたつは、サスペンションを見るだけですぐに判断をすることができます。
しかし、ハーレーダビットソンが昔に作っていたサスペンションの形状は「リジットフレーム」と呼ばれるタイプのものです。
つまり、再現するにはモノショック型でもツインショック型のサスペンションでもいけない。
そこで、ハーレーダビットソンがやったのが「サスペンションを隠す」ということ。すなわち、これが「ソフテイル」です。
古き良きバイクを再現するために、このような凝ったことまでやってのけるハーレーダビットソンのこだわりが、このソフテイルデラックスには本当にたくさんのこだわりが詰められています。
そして、このソフテイルデラックスだからこそ多くの人を感動させました。「ここまでするとは、さすがハーレーダビットソン」と言わしめるような形状であることは疑いの余地もありません。
ハーレーダビットソンのこだわりが詰まったこのソフテイルデラックスでは、古き良き時代の再現にこだわり、それを実現したハーレーダビットソンの凄さを知ることができるでしょう。
バイク好きの人にすれば、このソフテイルデラックスのすさまじさには感動を覚えるところです。