ドゥカティ

ドゥカティとは

バイクと言うと、どうしてもホンダやヤマハなどの老舗ブランドを追ってしまいがち。
でも、世界にはもっとたくさんの老舗バイクメーカーがあり、
それぞれの特色を活かしたバイク制作をしています。

ドゥカティは、そんな「海外で愛されるバイク」のひとつ。
日本にも輸入されていますので、もちろんその存在を知っている人も多いはずです。

ドゥカティは1926年に生まれた老舗のバイクブランド。イタリア生まれのドゥカティは、
その奇抜かつカラフルなカラーリングのバイクで、多くのバイクメーカーに影響を与えてきました。

皆さんは、日本で走っているバイクの色と言うと、何を連想しますか?
恐らく、ブルーやブラックといったカラーを連想すると思います。
日本人の場合、どうしても「目立たないカラーリング」に目がいってしまいがち。
でも、ドゥカティの場合はイエローやレッドといったカラフルなカラーのバイクを製作しており、
それが特徴のひとつとなっています。

イエローやレッドのバイクが走っているのを見ると、ついつい目で追ってしまいますよね。
ドゥカティのバイクには、そんな「人の目を惹く魅力」がたくさん詰まっています。
ドゥカティは、現在「アウディ」に買収されていますが、その美しいデザインは健在。

世界のバイクメーカーに影響を与え続けているドゥカティの魅力が、
もっと日本に根付いてほしいと考える人は少なくありません。

ドゥカティミュージアムの誕生

ドゥカティの歴史あるバイクたちを展示しているのが、このドゥカティミュージアム。
しかし、このミュージアムを建設するにあたっては、色々と苦労した点もあった様です。

まず、現地において「ミュージアム」というのは、どこか固い印象を与えてしまうものであるということ。
ミュージアムと言うと、美術品などを所蔵することが一般的であるため、そのようなイメージのある場所に
人が足を運んでくれるだろうか?という心配もあったそうです。

また、バイクのミュージアムにはバイクファンしか足を運ばない印象がありますので、
その点において「採算がとれるのか」などの問題もあったのかもしれませんね。
しかし、その様な心配をよそに、ドゥカティミュージアムはとても華やかなものに仕上がり、
訪れる人を感動させているそうです。

この様なミュージアムがあると、世の中を牽引してきたバイクを一目で見ることができ、
非常に有意義なのではないかと感じます。「ドゥカティの魅力を堪能したい」と考えている人なら、
一度は行ってみて損は無いミュージアムではないでしょうか。