海外はバイクが人気?

日本では既に売り上げ下降が顕著になっているバイク。
しかし海外ではまだまだ根強い人気があり、バイクが定番の移動手段になっているという国もあります。
ここでは、そんな「海外でのバイク人気」について迫ってみたいと思います。

アジアでは相変わらずバイク人気

タイやマレーシアといったアジア諸国では、まだまだ車よりバイクが主流。
街中では、車の渋滞ならぬバイクの渋滞を見ることができます。

バイクを利用しているのは主に男性であり、人気は125ccほどのバイクだそう。
朝には、バイクタクシーが女性を後ろに乗せて走る姿を見ることができるとか。
これは、会社に出勤する女性がバイクタクシーを利用するためで、車の間を縫うように走る姿はもはや芸術だとか。日本ではもう考えられませんが、これらの国では車と同じくらい多くのバイクを見るのが常。

ここで走っているバイクにはもちろん日本車も含まれていますし、
日本の中古バイクがここで売られていることもあります。日本で役目を終えたバイクが、
このようなところで活躍することがあるのですね。

また、台湾のバイク事情もなかなか特殊です。
実は、台湾ではまだまだ「足をそろえて乗るタイプのスクーター」が主流。
日本でも一時期流行したものの、最近はあまり見かけることがありません。
しかも、このタイプのバイクが大半。日本とは非常に近い関係にある台湾ですが、
バイクに関してはいろいろと違うことがありそうですね。

このように、国によって人気があるタイプのバイクが異なるというところも面白いです。
最近になってバイクの使用台数が増えているのが中国で、以前は自転車を使用してきたという人が
バイクに乗り換えるといった現象が良く見られるそう。経済発展が活発な中国ですが、
乗り物にもその影響が見られるということでしょうか。

道路は自転車とバイクが交互に走るような状態で、日本のように整頓された車の流れを見ることはできません。
あのバイクの多さはもはや中国の風物詩。同じような光景を、ベトナムでも見ることが可能です。

海外ではまだまだバイクが活躍中

日本と違って自動車が主流ではない国では、バイクが人々の足となっています。
このように、国が違えばまったく異なるバイク事情、今後もいろいろと注意して、推移をみていきたいですね。

アジアが経済発展すれば、今後は日本のように自動車を利用する人が増えるでしょう。
そこで二輪車がどう生き残るのかも気になります。二輪車がどう変化していくのかを知りたいですね。