女子でも乗れる!「トリシティ」の誕生へ
バイクと言えば「二輪」が当たり前ですが、二輪であるために乗りにくさもあり、「バイクに乗りたいけれどなかなか乗ることができない」という人もいます。
特に女性がそれが顕著。
自転車と勝手が違うバイクはそれだけでバランスを取りにくいですし、やはりスピードが出るのも女性にとっては怖いですよね。車と違ってバイクはカーブにさしかかると傾くので、それが怖くて乗りたくないと考えている人も多いのではないでしょうか。
そこで、ヤマハが大島優子さんと言う広告モデルをつけて売り出したのが「トリシティ」。
世にも珍しい三輪バイクの謎に迫ってみましょう。
女子が手軽に乗ることができるスクーター「トリシティ」の魅力とは
このトリシティ、バイク市場が冷え込んでいる今の世の中で、何とか新しいことを…という願いを込めてヤマハが誕生させたモデルです。
昔は100万台を超えていたバイクの売り上げも、現在はどんどん減少傾向になり、日本人のバイク離れは深刻なものになっています。
そこで、「何か新しいことをしなければ」という使命感にかられたヤマハが渾身のアイディアを詰め込んで発売したモデルがこの「トリニティ」になります。見ればわかりますが、このトリニティは非常にスタイリッシュで格好いいデザインであるというだけでなく、前述したとおり走りやすさにもこだわりぬいています。
いろいろなアイディアが詰まったこのトリシティ、もちろん女性にも走りやすいモデルになっていますので、これまでバイクが苦手だった人にも受け入れられやすいデザインであることは確かです。
前輪のタイヤが個々に動くのがいい!トリシティ
このトリシティの凄いところは、前輪の2つが個々に動くということ。
段差もこの前輪が個々に動いてくれるために難なく乗り越えることができるというメリットがあります。
これがトリシティの機能の凄いところですね。
前輪のタイヤが個々に動くことから、安定したノリやすさを実現しているトリシティは、今後新しいバイクのモデルになっていくことも十分に考えられるでしょう。
さらに乗りやすいバイクを求めているという人に、このトリシティをお勧めしたいですね。
トリシティは、当初一年間の売り上げ台数を4000台見込んでいましたが、なんと3日で5000台が売れてしまったというヒットモデルでもあります。
つまり、このような形のモデルのバイクは需要があるということ。
今後もぜひこういったモデルが増えていってほしいですよね。