カワサキの歴史

名前の由来

私たちが『カワサキ』と親しみをこめて呼んでいるのは、
『川崎重工業』の子会社である『カワサキ・モーター・ジャパン』の事と言うのはもうご存知ですかね?
ここでは、その親会社となる『川崎重工業』の存在からお話して行きましょう。
川崎重工業がなければ、またカワサキ・モーター・ジャパンもありません。

川崎重工業は、1878年に造船業から始まった企業です。
カワサキと言えばバイクばかりを連想してしまいがちかもしれません。
しかし、その始まりはとても意外なものから始まっていることがわかりますよね。

川崎の歴史は、東京都の築地から始まりました。
創業者である川崎正蔵氏は、この地に造船所を作ることで、川崎の歴史をスタートさせたのです。
「カワサキ」という名称がついていることから、「神奈川県川崎市から始まった企業ではないか」と
思われてしまいがちなのですが、まったく関係ありません。
創業者の名前からこの企業名がうまれています。

川崎重工業

川崎重工業は、幾度の歴史上の危機を乗り越えた企業としても知られています。
例えば、第一次世界大戦では造船が活発化したことから、造船所を営んでいた川崎重工業は
大きな活躍をすることになりました。

やがて訪れる「世界大恐慌」の波も乗り越え、世の中が第二次世界大戦を迎えても、
川崎重工業は“その時代に合わせた存続”を模索し、乗り越えています。

川崎重工業は、日本屈指の企業である三菱重工業と並ぶ日本の大企業。
今日まで、その技術で日本経済を支えています。

川崎重工業は、1953年に明発工業株式会社を立ち上げました。
それが何度か名前を変え、1993年に「カワサキ・モータースジャパン」になりました。
ここでは、カワサキが生み出したジェットスキーやバイクを販売しています。

現在は、日本を代表するバイク販売メーカーのひとつとして、有名なメーカーのひとつに数えられています。
バイクやパーツを販売する傍ら、ライダーたちのためのイベントも開催するなど、
単なるバイクメーカーの域を超えた活動をしていることも大きな特徴のひとつ。

この様なイベントでは、カワサキバイクの愛好家が集まり、情報交換などを行っているそうです。
カワサキのバイクがすき!という人には、たまらないイベントなのでしょう。

他にも、公式サイトではパーツや公式ショップの検索が可能になっており、
カワサキの存在がより身近になる様な工夫がされているとか。
今後も、バイク人気を牽引するメーカーとして、多くの刺激を与えてくれることでしょう。