クリーブランドサイクルワークスの歴史
アメリカのオハイオ州で2009年に創業されたバイクメーカーが、クリーブランドサイクルワークスです。
社名の通り、クリーブランドを本拠地としています。
創業からまだ10年とちょっとという若い企業ですが、すでに世界23か国で多種多様なモデルを販売しており、その独自の特徴が注目されているメーカーです。
クリーブランドサイクルワークスの特徴
クリーブランドサイクルワークスのバイクは、そのシンプルなデザインが特徴的です。
エンジンを搭載した自転車という印象を受ける、見た目もシンプルでスタイリッシュな外観となっています。
全モデルにおいて、信頼性が高くコストパフォーマンスに優れたホンダ製のエンジンが搭載されているのも特徴です。
また、すべての組み立ては台湾のメーカーが行っています。
そのためコストを削減することに成功し、低価格で多くの人々に愛されるブランドになりました。
クリーブランドサイクルワークスを代表するモデル
クリーブランドサイクルワークスを代表するモデルの1つが、「FX110」です。
このバイクはクリーブランドサイクルワークスが作ったJUMP BIKEというカテゴリーの最初のモデルであり、自転車とバイクの中間のような大きさと優れた扱いやすさが特徴です。
110ccのエンジンを搭載しながら80kgを切る軽量な車体ですが、燃料タンクの容量は3.2Lもあるので、短距離ならほとんど給油の必要がありません。
自転車のようにペダルで走ることもできますが、エンジンをかけると最高7馬力のパワーで走行することができます。
遠心クラッチを採用しているため、スムーズな加速も可能です。
公道でも走行可能で、長距離を走るより、キャンプや周辺散策に持ってこいのバイクと言えるでしょう。
バイクの楽しみ方は乗る人次第であり、乗る人の思いのままにいろんな楽しみ方ができるのがバイクに乗る醍醐味ではないでしょうか。
このFX110は、その魅力を存分に引き出すことのできるモデルと言えるでしょう。
もう1つの代表モデルが「Tha Heist」です。
外観の特徴はチョッパーバイクそのもので、カスタムビルダーが手掛けたかのような細部にまでこだわったイカした外観に仕上がっています。
価格の半分が開発コストと言われる中で、既存のパーツを適材適所使用することで低価格を実現しているのも魅力の1つです。
229ccの空冷単気筒OHVエンジンを搭載し、リジッド式のリアフレームを採用しています。
希望小売価格314,484円(税込)という、250ccでは破格の価格にも注目です。
その秀逸なデザインと手軽に手に入る価格から、販売開始からすでに10年以上が経過しているにもかかわらずファンの心を鷲掴みにし続けています。