AJSの歴史
AJSとはA.Jスティーブンスカンパニーの略で、歴史は非常に古く20世紀初頭1909年にイギリスで創業しました。
AJS創業に関わったのがスティーブンス兄弟で、1911年に記念すべき第1号モデルを発売します。
その後、ヨーロッパが第一次世界大戦の戦禍に巻き込まれるとAJSは軍用バイクの生産を手がけるようになり、社会に浸透するようになりました。
戦時中は軍用以外のバイクの生産が禁止されたものの、AJSのバイクは製造が許可され、第一次大戦が集結する1919年以降もバイクの生産を続けることができました。
1920年代に入り、AJSの製造したバイクは数々のレースで勝利を収めるようになり、マン島で開催されたTTレースではAJSがぶっちぎりで勝利しました。
AJSの人気は衰えることなく1950年代までその名を世界に轟かせます。
ところが1950年を境に経営危機に陥り、その後AMCがAJCを吸収することになります。
AJSブランドは残されましたが、かつての創業者の面影は残っておらず、現在は小型のオートバイを中心に開発を行っています。
AJSバイクの特徴
現在のAJSは小型のバイク製造を得意としています。
125ccの小排気量エンジンが主流となっていて、シンプルかつ飽きのこないデザインが人気です。
小型バイクということもあって、メンテナンスがしやすいことから初心者がスタートするのに最適な1台と言えるかもしれません。
AJSのバイクは燃費効率が高く、経済的なエンジンが評価を得ています。
特に環境性能に厳しいヨーロッパを中心にバイクを販売していることから、世界的に高い基準をクリアした質の高いバイク生産が特徴的です。
AJSバイクの主なラインナップ
AJSのスタンダードモデルといえば、Cadwell125でしょう。
空冷式4サイクル単気筒エンジンを搭載し、17インチホイールの車体は125ccとは思えないデザインに仕上がっています。
全長2メートルのロングボディ、クラシカルで飽きのこない独特なデザインが特徴的です。
AJS Tempest Roadster 125は日本では販売されていませんが、並行輸入で手に入れることは可能な1台です。
創業当時のデザインを彷彿とさせるネイキッドタイプのバイクで、安定した走行性能が楽しめます。
AJS Tempest Scrambler 125はカラフルなガソリンタンクが目をひくモデルで、視認性の良い2眼メーターを装着しています。
フロントには大型18インチホイールを装着し、燃料タンク容量も16リットルとロングツーリングにも対応したモデルです。
スクランブラーシリーズでもよりクラシックなデザインを採用しているのが、71デザートスクランブラーです。
ベースとなるのはテンペストスクランブラーですが、大型ディスクブレーキと独特のフォルムのシートを採用することで、他のバイクとの差別化を図っています。
他にはない一台を探しているならおすすめのバイクかもしれません。